携帯サイトの『メディファク☆モバイル』さんで連載されていたメモオフ6のコミックが、 単行本にまとまりました! (3/23発売ってことになってるけど、連休挟むので書店によってはもう並んでるかも) 作画は天海雪乃さん。原作はプレ版として制作された1話を除き、自分が担当しています。
漫画原作って、色々な人に聞いてもみんな書き方バラバラだったりするんですよ。 本当にあらすじしか書かない人もいれば、脚本形式で上げる人、 コマ割りまでネームお形まで描く人まで様々。 まぁ、この辺は作画担当の方と、どうするのが一番仕事を進めやすいか話し合って決めるべきなんでしょうね。
ちなみに、今回は下記のように構成とセリフ、おおざっぱなコマ割りの計算までを行っています。
■1p(片ページ始まり) ばーんと、扉を開けてやってきたりりす。 遠峯りりす解説 『オレ――塚本志雄の幼なじみ。色々あったけど、今は付き合ってることになってる』 (解説入れなくてもいいです。この辺は編集部的にゲームを知っている前提でなのか、 知らない人向けなのかでも変わってくるかと)
(1話からの続きの体で) りりす「志雄ー! 起きてるー?」
コミカルな感じで志雄、頬を染めてベッドの上で胸元を隠すような感じ 志雄「きゃっ」 りりす、あきれた顔で りりすの呟き「きゃって……」 りりす、不満そうに。志雄は開いた窓と揺れるカーテン(鈴が逃げた)を見ながら。 りりす「先生んとこ行ったんだけど、いないのよねー」 書き文字とかで入れば→(原稿見せてもらう約束してたのに) 志雄「そ、そうなんだ……」
内容は基本的にはゲームのコミカライズという予定だったんですが、 各キャラ15p×2話(連載時)ではそのまま全部描けるわけもなく。 いくつかのエピソードを抽出して……とも思ったんですが、そんなブツ切りのモノでは 今度はマンガとして面白くないので、結果として全然異なる話になってるものがほとんどです。 特に鈴編とか……ファンの人ゴメンナサイ(笑)。 そんなわけで、サービスカットも多めなのでよろしくお願いします<(_ _)>
テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学
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